当社では、経営理念として「地球にやさしい製品と技術の創出による社業の発展を通じ、豊かな社会づくりに貢献する会社を目指します」を掲げ、資源リサイクル事業を積極的に推進しています。
※埋立処分場の残余年数はあと15年程度と言われています(平成26年 JWセンターHPより)。
セメント産業は「静脈産業」とも言われています。それは、廃棄物を焼却した残渣も全てセメントの原料として利用できるため、”二次的な廃棄物が発生しない”ことによります。
これにより、”ゼロエミッション”への貢献度は非常に高く、年々処理のニーズが高まっています。また、1,450℃という高温での焼却処理ですので、”ダイオキシンの発生が極めて少ない”という特徴も有しており、セメント工場は”究極の資源リサイクル工場”とも言えます。
当社は、平成4年に産業廃棄物処分業の許可を取得してから、今日(H28年度)まで380万tを超える廃棄物と710万tを超える副産物を有効にリサイクルして参りました。また、北海道内の各自治体様が主催される廃棄物リサイクルに関する協議会等へも積極的に参加し、「循環型社会の構築」へ向けた環境事業の更なる強化を図っています。
セメント焼成炉(NSP付ロータリーキルン)
ロータリーキルン窯前(1,450℃)