白鳥大橋
高炉セメント
低熱型特殊高炉セメント使用
北海道室蘭市
完成:1998年
北海道室蘭市
完成:1998年
西胆振の観光資源としても一役買う、全長1,380mある関東以北最長の吊り橋です。(日本一の吊り橋:明石海峡大橋/神戸と淡路島)
主塔基礎建設にあたって、低発熱性と高強度を兼備させた低熱型特殊高炉セメントを開発。6.2万t使用されました。
その姿は、白鳥が羽根を広げたような優雅な白い橋ですが、「白鳥大橋」の名前の由来は室蘭港の別名である白鳥湾に由来しています。
橋の魅力は昼間のダイナミックな景観と、夜のライトアップ・イルミネーション。
イルミネーション用のライトは、メインケーブルには228個、主塔には44個設置されており、日没から深夜12時まで風力発電によって点灯されています。
工事の資料や模型などは、道の駅にもなっている白鳥大橋記念館で見ることができます。
平成20年には「日本夜景遺産・ライトアップ遺産」に選定されました。
室蘭へお越しの際には、壮大な白鳥大橋を渡って体感し、更に、橋を支える主塔基礎やワイヤーを固定する巨大コンクリート構造物アンカレイジの強靭さを、実際に見て実感いただけると嬉しいです。